アオノリュウゼツランの実 ちいさい秋みっけ&マスト倒壊
2本目のマストの花をご紹介してから1ヶ月になります
きまぐれ真穴撮り歩き第29弾は“アオノリュウゼツランのちいさい秋”
聞くところによりますと、ここからほど近い西予市三瓶町の民家の庭先でも立派なアオノリュウゼツランが咲いたそう。また、お隣の高知県では西部に位置し四万十市に近い黒潮町の国道の緑地帯で咲いて話題になり、国土交通省の職員さんが説明板を立て、遠くからも見学に来ている…というテレビニュースがここ愛媛でも流れたそうです。

一方、オラが町のアオノリュウゼツランの場合は、人里から遠く離れ、

国道378号とはいえ道幅4~5mのくねくねとカーブの多い1本道。交通量は多くありませんが駐車スペースもなく、大型車の迂回路にもなっていますので、積極的に「見に来てネ!」とも言えない環境にあり、あえてブログ以外の情報発信は行っていません。
とはいえ、地元紙の八幡浜新聞さんには昨年に引き続いて今年も取り上げて頂きました。これまで大きな交通トラブルが聞こえてこないことに安堵しているところで、これからもヒッソリとお届けして参ります。知る人ぞ知るアオノリュウゼツランです


さて、現在の状況はと言いますと、花が終わって子房が膨らみ始め、細いオクラ状からピーマン状に丸みを帯びてきたところです。やがて秋が深まると褐色に色づき、キウイ状に変化してきます。2年連続、ちいさいけれど贅沢な秋を感じているところです。

珍しくても2年連続で咲くと、住民の皆さんの目も肥えて?関心はもはや花や実ではなく、昨年のマストの行方に移っています。
『去年のがはいつまで立っちょるがぞ。』
『もういけんなっちょならいけん頃やけんど、がいには知らんがてや。』
『上からずんずんと枯れちはきよるがやけんど、どがいながやろかのう。』

庭先や学校、公園、植物園など人の手で管理されているモノは、咲き終わると安全面からもマストは切られてしまいます。しかし、穴井のこれは断崖絶壁に立っていますので、ありのまま、自然のままの状態です。新旧2本のマストが立ち並ぶ光景はそうそう目にすることはできません。
現在は先端から中程まで灰褐色になり枯れ始めてはいますが、今年のマストと同じく5月初めに伸び始めたとすると、まもなく1年と4ヶ月を迎えることになります。
マストの寿命は一体どれくらいなんでしょう。1本だけなら「参考」ですが、2本のデータがあれば「確証」に近いものが得られそうです。日本では30~50年(中には80年)に一度しかお目にかかれないんですから
【8月29日:追記】
記事を書いた2日後の8月25日、台風15号の影響でマストが倒れました。四国は直撃は免れましたが暴風波浪警報も発令され、近年には無い結構強い風が吹き荒れました。地理的にもここはモロに風を受けますので、これも自然、致し方ありませんね。


枯れた部分が折れたのではなく、根元から倒れたようです。倒れ方にもどこか存在感を感じさせますね…。

きまぐれ真穴撮り歩き第29弾は“アオノリュウゼツランのちいさい秋”
聞くところによりますと、ここからほど近い西予市三瓶町の民家の庭先でも立派なアオノリュウゼツランが咲いたそう。また、お隣の高知県では西部に位置し四万十市に近い黒潮町の国道の緑地帯で咲いて話題になり、国土交通省の職員さんが説明板を立て、遠くからも見学に来ている…というテレビニュースがここ愛媛でも流れたそうです。

一方、オラが町のアオノリュウゼツランの場合は、人里から遠く離れ、

国道378号とはいえ道幅4~5mのくねくねとカーブの多い1本道。交通量は多くありませんが駐車スペースもなく、大型車の迂回路にもなっていますので、積極的に「見に来てネ!」とも言えない環境にあり、あえてブログ以外の情報発信は行っていません。
とはいえ、地元紙の八幡浜新聞さんには昨年に引き続いて今年も取り上げて頂きました。これまで大きな交通トラブルが聞こえてこないことに安堵しているところで、これからもヒッソリとお届けして参ります。知る人ぞ知るアオノリュウゼツランです




さて、現在の状況はと言いますと、花が終わって子房が膨らみ始め、細いオクラ状からピーマン状に丸みを帯びてきたところです。やがて秋が深まると褐色に色づき、キウイ状に変化してきます。2年連続、ちいさいけれど贅沢な秋を感じているところです。

珍しくても2年連続で咲くと、住民の皆さんの目も肥えて?関心はもはや花や実ではなく、昨年のマストの行方に移っています。
『去年のがはいつまで立っちょるがぞ。』
『もういけんなっちょならいけん頃やけんど、がいには知らんがてや。』
『上からずんずんと枯れちはきよるがやけんど、どがいながやろかのう。』

庭先や学校、公園、植物園など人の手で管理されているモノは、咲き終わると安全面からもマストは切られてしまいます。しかし、穴井のこれは断崖絶壁に立っていますので、ありのまま、自然のままの状態です。新旧2本のマストが立ち並ぶ光景はそうそう目にすることはできません。
現在は先端から中程まで灰褐色になり枯れ始めてはいますが、今年のマストと同じく5月初めに伸び始めたとすると、まもなく1年と4ヶ月を迎えることになります。
マストの寿命は一体どれくらいなんでしょう。1本だけなら「参考」ですが、2本のデータがあれば「確証」に近いものが得られそうです。日本では30~50年(中には80年)に一度しかお目にかかれないんですから

【8月29日:追記】
記事を書いた2日後の8月25日、台風15号の影響でマストが倒れました。四国は直撃は免れましたが暴風波浪警報も発令され、近年には無い結構強い風が吹き荒れました。地理的にもここはモロに風を受けますので、これも自然、致し方ありませんね。



枯れた部分が折れたのではなく、根元から倒れたようです。倒れ方にもどこか存在感を感じさせますね…。
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