穴井区山廻り同行記 ~回顧録~
去る4月25日、2年に一度の穴井区山廻りが行われ同行して参りました
きまぐれ真穴撮り歩き第20弾は“穴井区山廻り同行記 ~回顧録~”

今は昔、飯之山を超えて、三瓶の女学院に通っていた「ロンデ超」の道を確認するだけの軽い気持ちで望みました。神明神社沿いから登って飯之山まで縦走するルートと聞き、それでもついては行ったものの、稜線に辿り着くまでの苦労といったら…。


磁石を見てもわからない、滑りそうになること二度三度。予定時刻を過ぎても目印となる三瓶との境界線が見つからず、只々上に向かって進むだけの登りでした。そんな一抹の不安を感じる中、健気に咲く山ツツジの花に折れそうな心が癒されます。

やっとの思いで尾根の道が現れ、スムーズに歩ける嬉しさは何とも言えない感がありました。休憩の後、ロンデ超の起点となるお地蔵さんと出会し、帰りは穴井へ向けての道を下りるだけ…と思ったのは、この時だけでした。

目的の一つである「飯之山の社」(飯之山城址)、途中の「マンガ穴」(マンガン採掘跡)に向かって歩くこと数十分。マンガ穴に着くなり、同行の一人が30mの細いロープを落としてみるも底に届かず、人が入るなんて無理とわかり、昔の人の偉大さがわかった気がしました。

マンガ穴を後にして、いざ飯之山の社へ向かったものの、沢山の雑草や木々に覆われ道らしき道も無い状態。やっとの思いでたどり着くも、社の周りも草木に覆われ、周りの木々も大きく成長していた為、眼下に見えるはずの穴井が見えないのが残念でした。

社の周りの草刈りを行い、朽ち果てかけている社に残念さを感じながらも、次に来る時の思いを込めて帰路に着くことにしました。

来た道をお地蔵さんまで行けば帰れるはずが、どうしたことでしょう、見事に迷ってしまいました。方向感覚すらわからず、永遠と下ったり登ったりすること一時間余り。小グループがバラバラになりながらも、何とか分岐点であるお地蔵さんにたどり着いた所で穴井に向かい、昔の女学生の気持ちになったかならないか…。何年も通っていない道なのに、道幅も程よく広く、上から三分の二くらいまでは気分良く下りれたものの、人家が見えてからは嵐で倒れた雑木に阻まれながら、それでもどうにかこうにか無事に下山することができました。
安堵の思いから、真穴句会に所属する身としては、自然に句が浮かんできました。
山登り 不安と期待 山ツツジ
新緑の 飯之山城や 夢の跡
夢は、道を整備してトレッキングコースができること。さぞかし宇和海や豊後水道、佐田岬半島が綺麗にみえるだろうなぁ…。山廻りに同行して、そんな気持ちが以前にも増して強く募って参りました
(T)

きまぐれ真穴撮り歩き第20弾は“穴井区山廻り同行記 ~回顧録~”

今は昔、飯之山を超えて、三瓶の女学院に通っていた「ロンデ超」の道を確認するだけの軽い気持ちで望みました。神明神社沿いから登って飯之山まで縦走するルートと聞き、それでもついては行ったものの、稜線に辿り着くまでの苦労といったら…。




磁石を見てもわからない、滑りそうになること二度三度。予定時刻を過ぎても目印となる三瓶との境界線が見つからず、只々上に向かって進むだけの登りでした。そんな一抹の不安を感じる中、健気に咲く山ツツジの花に折れそうな心が癒されます。


やっとの思いで尾根の道が現れ、スムーズに歩ける嬉しさは何とも言えない感がありました。休憩の後、ロンデ超の起点となるお地蔵さんと出会し、帰りは穴井へ向けての道を下りるだけ…と思ったのは、この時だけでした。

目的の一つである「飯之山の社」(飯之山城址)、途中の「マンガ穴」(マンガン採掘跡)に向かって歩くこと数十分。マンガ穴に着くなり、同行の一人が30mの細いロープを落としてみるも底に届かず、人が入るなんて無理とわかり、昔の人の偉大さがわかった気がしました。

マンガ穴を後にして、いざ飯之山の社へ向かったものの、沢山の雑草や木々に覆われ道らしき道も無い状態。やっとの思いでたどり着くも、社の周りも草木に覆われ、周りの木々も大きく成長していた為、眼下に見えるはずの穴井が見えないのが残念でした。


社の周りの草刈りを行い、朽ち果てかけている社に残念さを感じながらも、次に来る時の思いを込めて帰路に着くことにしました。

来た道をお地蔵さんまで行けば帰れるはずが、どうしたことでしょう、見事に迷ってしまいました。方向感覚すらわからず、永遠と下ったり登ったりすること一時間余り。小グループがバラバラになりながらも、何とか分岐点であるお地蔵さんにたどり着いた所で穴井に向かい、昔の女学生の気持ちになったかならないか…。何年も通っていない道なのに、道幅も程よく広く、上から三分の二くらいまでは気分良く下りれたものの、人家が見えてからは嵐で倒れた雑木に阻まれながら、それでもどうにかこうにか無事に下山することができました。
安堵の思いから、真穴句会に所属する身としては、自然に句が浮かんできました。
山登り 不安と期待 山ツツジ
新緑の 飯之山城や 夢の跡
夢は、道を整備してトレッキングコースができること。さぞかし宇和海や豊後水道、佐田岬半島が綺麗にみえるだろうなぁ…。山廻りに同行して、そんな気持ちが以前にも増して強く募って参りました

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