防災研修 ダイキ -ゆめ・みらい 住まいの創造かん-
真穴の、主に防災面からの安全・安心について語り合う「真穴を語る会」では、去る2月12日に松山市にあるダイキ株式会社さんの『ゆめ・みらい 住まいの創造かん』を訪ね、防災研修を実施しました
さっそく研修スケジュールに沿って内容をご紹介して参りましょう
防災DVD「津波から生き延びるために ~知る・行動する~」を視聴

津波はマグニチュード6.5以上、震度4以上、または小さくてもゆっくりと長時間揺れる地震の時に発生すると言われているそうです。ちなみに過去に大きな被害をもたらした津波のほとんどはマグニチュード7.5以上の地震だそうです。
津波は沖合では時速800kmというジェット機並の速さで、速度が落ちる海岸近くでもオリンピックの短距離選手並みの速さで押し寄せて来るそうで、津波を見てから逃げたのでは間に合わない・・・など、津波の7つの特徴について学びました。
津波の特徴を知った上でテレビやラジオ、メール、防災無線などによる情報の収集、避難経路の確認など、津波から生き延びるための最低限必要な行動を再認識しました。
非常用食品を試食

最近は非常食もたくさんの種類があり、従来からあるカンパンなどは5年、フリーズドライビスケットなど7年持つ商品も出てきています。お湯や水で戻すタイプのマジックライスのピラフを試食しました。とても非常食とは思えないほどの味わいです。カンパンやビスケットも昔と違って柔らく、味付きのものになっています。また、東日本大震災でも問題になったという容器のゴミ問題にも対処できるよう、最近は紙製の容器に入った非常食も増えているそうです。紙だと焼却処分できますからね。
余談ですが、カンパンと一緒に金平糖が入っているのが以前から不思議に思っていたら、舐めることで唾液を出してカンパンを食べやすくする、糖分を補給する、湿気を防ぐなどの理由があるそうで、目からウロコでした。
昨年3月に伊予灘を震源とする愛媛県下に震度5強をもたらした地震が起きた時は、ダイキさんで一番最初に売れたのが非常食だったそうですよ。非常食の備蓄、真剣に考えておかねばと思いました。
防災DVD「今すぐできる!家庭防災 ふせごう ~家具等の転倒防止対策~」を視聴

非常食は実際に地震に遭った後に必要になってきますが、自分や家族の安全を守るための家具転倒などの防止対策は事前に施す必要があります。通常、家屋は震度6から壊れ易く、家具は震度5から倒れ易くなるそうです。家屋の耐震補強には時間も費用も掛かりますが、家具の転倒防止は今すぐにでも手軽にできる対策です。
昨年9月に八幡浜市内一斉に行われた南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練後に、真穴地区公民館で防災士さんによる「ガラス飛散防止フィルムの貼り方」の講習が行われ、その対策は既にされた方もおられると思います。家具転倒防止についても今一度、家の中を見渡しておく必要がありますね、家具が地震の時の凶器とならないよう。
南海トラフ断層図の説明、動く耐震模型の説明、家具転倒防止方法・器具の説明など
3Dメガネを掛けて立体的な画像に。ユーラシアプレートの上に四国が乗っかり、その下にフィリピン海プレートが1年に4~6cm、100年で4~6m潜り込み、結果ユーラシアプレートが跳ね上がり地震が起き津波が起きるという南海トラフ地震の発生メカニズムを説明していただきました。真穴地区には地震発生から40分ぐらいで津波の到達が予想されますので、まず逃げる、しかも遠くより高く逃げることが必要です。
これまでの地震がおよそ100年周期で発生していて、前回起きたのが1946年の南海地震だそうです。それから約70年が…。
映像では見たことがありますが「筋交い」の有る無しでこんなに家屋の揺れ方に違いがあるんですね。ミニチュアの電動模型ながら目の当たりするととても実感できます。

こちらも小さい水槽での実験ですが液状化現象を再現できます。今までに見たことも無いぐらいの真剣な眼差しで、水槽を覗き込むメンバーの顔が印象的でした…。

折りたたみ式のアルミ製軽量リヤカーや防水処理された紙製の簡易担架に、段ボールでできた便座式簡易トイレ。最新の防災グッズの進化には目を見張るものがあります。


広い1階フロアーの半分が「ぼうさい耐震ひろば」となっていて写真やパネル展示も豊富です。防災グッズや地震対策グッズは日々進化を遂げていますから、防災・耐震を学びつつ最新グッズがどんなものか、こちらで確認しておくのも良いかも知れません。
標語
『 備えあれば うれいなし 備えあれば うれしいな 』
到着が予定より30分も遅れご迷惑をお掛けしましたが、気持ちよく説明していただきました安田さん、遠藤さん、どうもありがとうございました
いただいた「防災用救助笛」は吹きやすく、とっても良く響きます。うれしいな


さっそく研修スケジュールに沿って内容をご紹介して参りましょう



津波はマグニチュード6.5以上、震度4以上、または小さくてもゆっくりと長時間揺れる地震の時に発生すると言われているそうです。ちなみに過去に大きな被害をもたらした津波のほとんどはマグニチュード7.5以上の地震だそうです。
津波は沖合では時速800kmというジェット機並の速さで、速度が落ちる海岸近くでもオリンピックの短距離選手並みの速さで押し寄せて来るそうで、津波を見てから逃げたのでは間に合わない・・・など、津波の7つの特徴について学びました。
津波の特徴を知った上でテレビやラジオ、メール、防災無線などによる情報の収集、避難経路の確認など、津波から生き延びるための最低限必要な行動を再認識しました。



最近は非常食もたくさんの種類があり、従来からあるカンパンなどは5年、フリーズドライビスケットなど7年持つ商品も出てきています。お湯や水で戻すタイプのマジックライスのピラフを試食しました。とても非常食とは思えないほどの味わいです。カンパンやビスケットも昔と違って柔らく、味付きのものになっています。また、東日本大震災でも問題になったという容器のゴミ問題にも対処できるよう、最近は紙製の容器に入った非常食も増えているそうです。紙だと焼却処分できますからね。
余談ですが、カンパンと一緒に金平糖が入っているのが以前から不思議に思っていたら、舐めることで唾液を出してカンパンを食べやすくする、糖分を補給する、湿気を防ぐなどの理由があるそうで、目からウロコでした。
昨年3月に伊予灘を震源とする愛媛県下に震度5強をもたらした地震が起きた時は、ダイキさんで一番最初に売れたのが非常食だったそうですよ。非常食の備蓄、真剣に考えておかねばと思いました。



非常食は実際に地震に遭った後に必要になってきますが、自分や家族の安全を守るための家具転倒などの防止対策は事前に施す必要があります。通常、家屋は震度6から壊れ易く、家具は震度5から倒れ易くなるそうです。家屋の耐震補強には時間も費用も掛かりますが、家具の転倒防止は今すぐにでも手軽にできる対策です。
昨年9月に八幡浜市内一斉に行われた南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練後に、真穴地区公民館で防災士さんによる「ガラス飛散防止フィルムの貼り方」の講習が行われ、その対策は既にされた方もおられると思います。家具転倒防止についても今一度、家の中を見渡しておく必要がありますね、家具が地震の時の凶器とならないよう。



3Dメガネを掛けて立体的な画像に。ユーラシアプレートの上に四国が乗っかり、その下にフィリピン海プレートが1年に4~6cm、100年で4~6m潜り込み、結果ユーラシアプレートが跳ね上がり地震が起き津波が起きるという南海トラフ地震の発生メカニズムを説明していただきました。真穴地区には地震発生から40分ぐらいで津波の到達が予想されますので、まず逃げる、しかも遠くより高く逃げることが必要です。
これまでの地震がおよそ100年周期で発生していて、前回起きたのが1946年の南海地震だそうです。それから約70年が…。


映像では見たことがありますが「筋交い」の有る無しでこんなに家屋の揺れ方に違いがあるんですね。ミニチュアの電動模型ながら目の当たりするととても実感できます。


こちらも小さい水槽での実験ですが液状化現象を再現できます。今までに見たことも無いぐらいの真剣な眼差しで、水槽を覗き込むメンバーの顔が印象的でした…。


折りたたみ式のアルミ製軽量リヤカーや防水処理された紙製の簡易担架に、段ボールでできた便座式簡易トイレ。最新の防災グッズの進化には目を見張るものがあります。





広い1階フロアーの半分が「ぼうさい耐震ひろば」となっていて写真やパネル展示も豊富です。防災グッズや地震対策グッズは日々進化を遂げていますから、防災・耐震を学びつつ最新グッズがどんなものか、こちらで確認しておくのも良いかも知れません。
標語

到着が予定より30分も遅れご迷惑をお掛けしましたが、気持ちよく説明していただきました安田さん、遠藤さん、どうもありがとうございました



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