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    from Ma-ana district,
    Yawatahama City,Ehime Prefecture.

    本格ピザ窯「ひな窯」の試運転

     昨晩、完成したばかりの本格ピザ窯、穴井の「ひな窯」の試運転を行いました

    試運転1 試運転3
     時間の計測を忘れましたが、数十分で150℃まで温度は急上昇しました。ここからは徐々に徐々にしか温度は上がっていきません。推定着火30分後には170℃に。

     
    試運転6 試運転7
    試運転9
     ただの試運転と思いきや、お神酒で窯を清める儀式が始まり、おーっとシャンパン攻撃まで。窯を壊しちゃヤーよ。参加できた方だけで、カンパ~イ完成ミニ祝賀会と相成りました。

    試運転10 試運転8
     薪(まき)を燃やし始めて1時間ちょっと経過したでしょうか、窯の温度は本日最高の270℃まで上昇、ほぼ熾(おき)の状態になったところで燃焼室の扉とダンパーを閉じてスタンバイ。いよいよ記念すべき「ひな窯」ピザの第1投です。

    ブレークタイム
    温度<後日談:この日は角材や木っ端切れを主に薪として使用しましたが、翌日の本稼動では桃や蜜柑の太い木を使ったら最高温度は300℃を記録しました。ピザを投入する際に扉を開けると40~50℃は一気に温度が下がりますが、熾の状態になって安定した時の220℃前後が一番うまく焼ける気がしました。>



    試運転17 試運転12
     ドラム缶ピザ窯の経験から3分で出してみると・・・

     どがいですか、完璧な焼き上がり具合思わず歓声が上がりました。

     ちなみに2本のピールも手作りです。ステンレス板を加工し、棒はヒノキ製でカンナ1本で丁寧に削って作ったそうです。もはや職人技とも言うべき出来栄えです。

    試運転15 試運転16
     小型のファミリータイプの窯はガスコンロ2台で温めました。窯の最高温度は170℃までしか上がらず、ガス代のことを考えると薪を燃やす方が経済的だと判明。

     ドラム缶ピザ窯では市販のレトルトピザを使用しましたが、今回は本格窯とあって女性陣が手作りピザ生地を用意、じゃみや焼肉、みかんなどトッピングも自由自在。単純比較はできませんが遠赤外線効果が非常に高く、ふっくらもちもちのとってもおいしいピザに焼き上がりました。何といってもレンガ造りのピザ窯を目にしながら食べるピザは格別なものがありますね。

     この日はピザだけに留まらず、焼き鳥に餅に栗にアジの開き、焼肉と「ひな窯」フル回転でした。度々の扉開閉にも関わらず、ピザの第1投から3時間が経過しても窯の温度は140℃を維持、熾のパワーに関心しながら「ひな窯」大成功を実感しました。これから大活躍する場面が多いといいなぁ・・・と「ひな窯」に思いを馳せながらお開きとなりました。


    試運転4 試運転18
     本日行われる舌田地区公民館さん主催(えひめ結婚支援センター後援)の「舌田地区公民館de愛イベント Vol.5」では海岸線3地区(舌田・川上・真穴)が参加して今回は真穴地区が会場となります。みかん狩りなどの他にピザ焼き体験もして頂けるそうで、「ひな窯」の記念すべき晴れの公式デビューになります。みなさんに楽しんで、喜んで頂けると「ひな窯」はじめ私たちスタッフ一同もこの上なく嬉しいですね。

     今回の出会いでに火が着き、薪の炎のように燃え上がり、熾の熱のように長く愛を育んで欲しいものです(珍しくうまくまとまりました)

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