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    from Ma-ana district,
    Yawatahama City,Ehime Prefecture.

    「真穴の座敷雛資料展」とは

     真穴の座敷雛について、「座敷雛とは」「座敷雛の歴史」をご紹介させていただきました。今回は座敷雛資料展のご案内です。

     4月2日と3日の両日、座敷雛の一般公開に合わせて真穴地区公民館では座敷雛研究会主催による座敷雛資料展(入場無料)を開催いたします。

     真穴座敷雛保存会・研究会は、貴重な伝統行事としての「真穴の座敷雛」を後世に語り継げるよう、座敷雛の起源や時代背景などを関係書物から読み取って一つの「資料集」にしてまとめたり、座敷雛に関連する資料の収集や保管に努めるなどの保存・研究活動を行っています。

     そこで地域住民の方々はもちろん、座敷雛を見にきて頂いた方々にも真穴の座敷雛に、より理解を深めて頂けるのではと資料の展示を行っています。

     座敷雛歴史年表ボードや大正3年の現存する最古の写真、戦前・戦後初の写真、座敷雛と縁が深い「穴井歌舞伎」の衣装など、貴重な資料も数多くご覧頂けます。また正面ステージで企画展を開催する年もあります。
      
    【昨年2013年の資料展の様子です】
    資料1 資料2 資料3
    【写真左】
     公民館入り口付近では協力団体さんが手作り雛人形や“雛あられ”などの販売もしています。
    【写真中】
     開場直前の資料展会場です。歌舞伎の幕がひときわ目を惹きます。
    【写真右】
     昨年は企画展ではありませんでしたが「昭和中期の雛祭り」と題して、 20年代・30年代・40年代の実際に使用された雛人形をステージ一杯に展示致しました。 過去の企画展では「大正の雛祭り」「戦後初の雛祭り」「海外移民記念雛祭り」が催されました。 

    館内3
     座敷雛を見学されたのち、くつろがれる来場者のみなさんです。 ハッピ姿の山下重徳・座敷雛研究会会長さんのわかりやすい解説はとても好評です!


    公民館は『トイレ・休憩所』としてもご利用いただけますので、お気軽にお立ち寄りください。お昼時は少々混雑いたします。

    協力団体さんが鯛めしやコーヒーなども販売しており、そのまま館内でお召し上がりいただけます。お弁当をご持参の方もここでごゆっくりお召し上がりください。また、お茶のセルフサービスもございますのでぜひご利用ください。

    車椅子をご用意していますので、ご希望の方はお近くの係員(パステルグリーンのスタッフジャンパー着用)までお申し付けください。

    開館時間は2日は午前9時~午後8時、3日は午前9時~午後7時までとなっております。


     愛媛県歴史文化博物館 主任学芸員・大本敬久さんには、「真穴の座敷雛関係資料集」の編集や、伝統文化の保存と継承に関する保存会・研究会の取り組み方など、助言やご指導などのほか、当館での講演などで多大なるご協力を頂いております。           
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