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    from Ma-ana district,
    Yawatahama City,Ehime Prefecture.

    ドラム缶ピザ釜でピザを焼く

     先日製作工程をご紹介したドラム缶ピザ窯でピザを焼きました。昨日の“エンコ祭り”でのピザ焼き奮戦記?をお届けいたします

    ピザ1
     エンコ祭り会場の灘の浜に設置。足場の良い平坦な場所があって好都合でした。
     この小さい高台は、ここが海水浴場だった時のテント張り監視台の名残りです。

    ピザ2 ピザ3
     ドラム缶ピザ窯は2基作られました。名付けて、えんこ1号・えんこ2号。
     ちょっと見えづらいですが底にはドラム缶のフタが敷かれています。
     底無し型なので、これだと焦がしたくない所にも設置でき、グッドアイデアです。
     熾(おき)を作るために古竹とみかんの木の幹や枝を燃やしておきました。

    ピザ4 ピザ
     1時間半後、夕方5時のエンコ祭り開始にあわせ、いよいよピザの投入です。
     今回使用したピザは市販の“チルドピザ”で数種類用意しました。
     ちょうどトレイに2個乗る大きさで、これだと手間いらずで簡単便利です。
     ピザを入れたらフタを閉め熱を封じ込めます。フタの青い色がやけに懐かしい…。

    ピザ0-1 ピザ5
     レンジで何分チン、という訳にはいかず、初めてだと焼け具合が判りません。
     4分経過したところでフタを取って見てみると、奥のピザは膨れて良い具合に。
     前後の向きをトレイごと入れ替えて、2分後にはキッチリ焼きあがりました。
     と、文字では簡単に書きましたが、トレイの入れ替えはかなりアチチ状態のよう。

    ピザ6 ピザ7
     想像していた以上の火力で、トレイに敷いたクッキングペーパーも焦げるほど。
     ピザの裏面も少し焦げてしまいましたが、ぜんぜん許せる範囲です。
     なかなかの出来栄えでした。記念すべき初“えんこピザ”の完成、☆3つですぅー!
     その後もピザ窯2基で計20枚のピザを焼きました(≒¥4,000とリーズナブル)。

    ピザ10 ピザ9
     中学生にも食べてもらいました、肝心の手にしたピザはピンボケ・・・。
     焼け具合とお味の方はバッチリよね?感想聞くの忘れました、こっちが肝心か。
     1時間経ってもまだピザ窯は熱く、アジの干物を古竹の煙でいぶしてみようと。
     見栄えはよろしくありませんが身はほっくり、アジの味も格別なものでした。

    ピザ11
     佐田岬半島に沈む夕日、この日は美味しそうなピザのようにも見えたのは気のせいでしょうか。 

     ドラム缶ピザ窯の製作者で、この日はピザ焼き職人だった穴井自治公民館のT主事さんは、もうピザ窯の改良型を模索しておられました。『排煙口は切り込み式やのうち、煙突式に変えちみよう思うちょるがよ』などと。いやはやなんとも頼もしい限りではありませんか。私らはおいしいピザにありつけさえすれば、な~んぼでも悩んで頂いて結構であります。写真もいつでも撮りに参ります
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