アオノリュウゼツラン ③ ツインタワーが開花
7月19日、四国は例年及び昨年より1日遅く梅雨明けしました。真穴地区も連日の
猛暑続きです。22日午後2時現在、手元の温度計で32.5℃…暑いにもホドがあります。さて、散歩している人から「リュウゼツラン咲きよるで~」との情報を得て、頃時鼻(通称ウドノハナ)へ行ってきました


前回の蕾レポートから4週間が経過し、現在はマスト(花茎)の中段まで開花が進んでいました。


下段から咲き進みます。

「いつ咲くの?」「どれが花ですか?」と聞かれることがありますが、普通の花と違い目立つような美しい花弁ではありません。原産地メキシコではオオコウモリが花粉媒介者(ポリネーター)だそうですので、目立たたせて鳥や昆虫を誘い込む必要がないからでしょう。蕾が開いて最初に出てくる黄色い葯(やく:花粉を入れる袋状の器官)を持つ雄しべが見えた瞬間、今がまさに開花しているところです。

下段ではすでに雄しべが枯れ始め、変わって先端に柱頭(ちゅうとう:花粉を受け取る器官)を持つ棒状の雌しべの方が目立ってきました。タイミングをずらして自家受粉を避けようとする植物の知恵です。

日本では30~50年(中には80年)かかってやっと花を咲かせ、その一生を終えるアオノリュウゼツラン。今回で3年目4本のリュウゼツランの開花を見届けることができました。秋にはキウイフルーツに似た形をした実を数個付けます
スライドショーにしてみました
※ 画面をクリックするとYouTubeサイトに移動します






前回の蕾レポートから4週間が経過し、現在はマスト(花茎)の中段まで開花が進んでいました。




下段から咲き進みます。

「いつ咲くの?」「どれが花ですか?」と聞かれることがありますが、普通の花と違い目立つような美しい花弁ではありません。原産地メキシコではオオコウモリが花粉媒介者(ポリネーター)だそうですので、目立たたせて鳥や昆虫を誘い込む必要がないからでしょう。蕾が開いて最初に出てくる黄色い葯(やく:花粉を入れる袋状の器官)を持つ雄しべが見えた瞬間、今がまさに開花しているところです。

下段ではすでに雄しべが枯れ始め、変わって先端に柱頭(ちゅうとう:花粉を受け取る器官)を持つ棒状の雌しべの方が目立ってきました。タイミングをずらして自家受粉を避けようとする植物の知恵です。

日本では30~50年(中には80年)かかってやっと花を咲かせ、その一生を終えるアオノリュウゼツラン。今回で3年目4本のリュウゼツランの開花を見届けることができました。秋にはキウイフルーツに似た形をした実を数個付けます



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