エンコ祭り 2014
旧暦の4月5日となる5月3日、灘の浜でエンコ祭りが開催されました
(歴史的な背景につきましてはこちら→「エンコ祭りとは」をご覧ください)

朝7時から穴井区及び穴井自治公民館の役員さんや穴井神楽、穴井消防団のみなさんで龍王神社・水天宮から灘の浜までの沿道の草刈や浜の清掃を行いました。

公民館では調理実習室で協力団体「桃の会」さんが、エンコ祭り用のお弁当や焼肉セット作りをされていました。お弁当は約100食を作ったそうですよ。

夕方になると、国道378号線沿い灘の浜の手前にある龍王神社と水天宮の二つの祠(ほこら)におにぎりなどのお供えをして、“子どもが水難事故に遭わないように”と、手を合わせ祈願される人たちが相次いで訪れます。

夕方5時の穴井区長さんのあいさつで2014年エンコ祭りのイベント開始です。さっそく小学生以下の子どもたちにはくじ引きとお菓子が配られました。このカッパさんは相撲をとりたがる良い?カッパさん。恒例となった「尻相撲」では、行司役のカッパさんも辛抱たまらず参加、見事に女の子に負けてしまいました。

愛媛県歴史文化博物館主任学芸員の大本敬久さんを招いて、子どもたちに150年ほど続くといわれるエンコ祭りの説明をして頂きました。クイズ形式の質問で始まりましたが子どもたちは元気な声で答えていました。(意外と知ってる・・・失礼!)


今年は主催者と参加団体さんが一箇所に集まって焼肉を、家族連れのみなさんは浜でお弁当を広げて楽しまれました。また、お年寄りの団体「福寿会」さんは、足もとの関係で近くの旧保育所遊園地で「桃の会」さんが作ったお弁当を食べながら楽しく過ごされました。
エンコ(カッパ)という方言や言い伝えは各地にあるようですが、『年に一度、決まった日に、決まったやり方で祭っていく、このような行事は他には残っていない。愛媛では唯一、四国でもほとんど類例の無い、全国でも中々見ることのできない伝統行事』(大本主任学芸員さん)です。かつては三味線に合わせて飲んだり唄ったり踊ったりと浜も大いに賑わっていたそうです。また近隣の集落からもたくさん人が集まって、場所取りにも気を遣っていたそうな。
近年、穴井公民館では子どもにくじ引きやお菓子を配ったり、南予名産のてんぷらを使った昔懐かしい「てんぷらカレー」を浜で作って振舞ったり、シシ鍋やカッパの着ぐるみを用意したり、今年は自作のドラム缶ピザ釜でピザを焼いたりと、子どもから大人まで参加者みんなが楽しめるよう色々と苦心されています。

この苦労はきっと実るはず、以前のようにもっともっと賑わうエンコ祭りになるといいなぁ、と夕日とヒコーキ雲を眺めながら、ふと思うところでありました

(歴史的な背景につきましてはこちら→「エンコ祭りとは」をご覧ください)


朝7時から穴井区及び穴井自治公民館の役員さんや穴井神楽、穴井消防団のみなさんで龍王神社・水天宮から灘の浜までの沿道の草刈や浜の清掃を行いました。


公民館では調理実習室で協力団体「桃の会」さんが、エンコ祭り用のお弁当や焼肉セット作りをされていました。お弁当は約100食を作ったそうですよ。

夕方になると、国道378号線沿い灘の浜の手前にある龍王神社と水天宮の二つの祠(ほこら)におにぎりなどのお供えをして、“子どもが水難事故に遭わないように”と、手を合わせ祈願される人たちが相次いで訪れます。


夕方5時の穴井区長さんのあいさつで2014年エンコ祭りのイベント開始です。さっそく小学生以下の子どもたちにはくじ引きとお菓子が配られました。このカッパさんは相撲をとりたがる良い?カッパさん。恒例となった「尻相撲」では、行司役のカッパさんも辛抱たまらず参加、見事に女の子に負けてしまいました。

愛媛県歴史文化博物館主任学芸員の大本敬久さんを招いて、子どもたちに150年ほど続くといわれるエンコ祭りの説明をして頂きました。クイズ形式の質問で始まりましたが子どもたちは元気な声で答えていました。(意外と知ってる・・・失礼!)



今年は主催者と参加団体さんが一箇所に集まって焼肉を、家族連れのみなさんは浜でお弁当を広げて楽しまれました。また、お年寄りの団体「福寿会」さんは、足もとの関係で近くの旧保育所遊園地で「桃の会」さんが作ったお弁当を食べながら楽しく過ごされました。
エンコ(カッパ)という方言や言い伝えは各地にあるようですが、『年に一度、決まった日に、決まったやり方で祭っていく、このような行事は他には残っていない。愛媛では唯一、四国でもほとんど類例の無い、全国でも中々見ることのできない伝統行事』(大本主任学芸員さん)です。かつては三味線に合わせて飲んだり唄ったり踊ったりと浜も大いに賑わっていたそうです。また近隣の集落からもたくさん人が集まって、場所取りにも気を遣っていたそうな。
近年、穴井公民館では子どもにくじ引きやお菓子を配ったり、南予名産のてんぷらを使った昔懐かしい「てんぷらカレー」を浜で作って振舞ったり、シシ鍋やカッパの着ぐるみを用意したり、今年は自作のドラム缶ピザ釜でピザを焼いたりと、子どもから大人まで参加者みんなが楽しめるよう色々と苦心されています。

この苦労はきっと実るはず、以前のようにもっともっと賑わうエンコ祭りになるといいなぁ、と夕日とヒコーキ雲を眺めながら、ふと思うところでありました

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