真穴クルージング2016 -北廻り-
8月21日、夏休み恒例の真穴クルージングが開催されました
八幡浜市午前9時現在、天候は
、気温30℃、湿度77%、北の風2m、波少々。愛媛県下に高温注意情報、八幡浜市に雷、波浪、高潮の各注意報が発令される中での「暑いにもほどがある
ロールオーバー猛烈残暑 
」と勝手に名打った真穴クルージングは、今年で9回目を迎えました。


今回も大島
八幡浜間の定期船「たいゆう丸」をチャーター、解説もお馴染み山下重徳先生という鉄板コンビです。コースは女子鼻(めっこばな)、黒島、川之石港、佐島を巡る北廻りコースです。今年は「スポーツ少年団」の子ども達も参加しての総勢85名による、ドリンク付き豪華納涼クルージングとなりました。

午前9時に真網代港を出航し、全長約50kmの日本一細長い半島「佐田岬半島」の付け根近くにある女子鼻(西宇和郡伊方町)を目指します

地図上の直線距離では真網代港から約8km、15分ほどで灯台の立つ「女子鼻」の沖合に到着しました。この地には銅の精錬所跡があるそうです。

伊方ウィンドファームの風車です。ここには12基が、半島全体では58基の風車が宇和海、豊後水道、そして伊予灘の潮風を受けながら回っています。この日は北の風ですので、ブレード(羽根)は向こう側の伊予灘の方を向いていました。

右に「黒島」「烏島(からしま)」を見ながら船を東に走らせると、

左側に見えてくるのは佐田岬半島の付け根に位置する八幡浜市保内町です。西に住吉鼻、東に矢野崎を入り口に擁する入り江「川之石港」が見えてきました。


古くは伊達宇和島藩の参勤交代での寄港地として、明治以降は紡績工場や鉱物資源の輸送等で随分と栄えたそうです。
明治11年に愛媛県最初の国立銀行である第二十九国立銀行(現在の伊予銀行)が設立され、明治22年には四国で初めての電灯が宇和紡績(後の旧東洋紡績川之石工場)で灯されたそうです。現在は、レトロな赤レンガが訪れる人々の心に火を灯します。

川之石港を出ると「おさかな牧場」が見えてきました。八幡浜港の北の入り口に位置しています。ちょうど、大分県の臼杵(うすき)港を出て八幡浜港へ向かうオレンジフェリーが沖から近づいてきました。白い船体が眩しいほどに、とても美しい船です。


真穴クルージングは生涯学習推進事業の一環として開催されています。クルージングガイドの山下先生から、地質の特徴や町の歴史や体験談など為になるお話がたくさん聞けて、とっても勉強になりますね


最後の訪問地「佐島」を周遊しました。

ここにもかつては銅の精錬所があり、愛媛県内では新居浜市の別子銅山に次ぐ銅の生産量を誇ったそうです。黒く見えるのはカラミと呼ばれる「銅鉱石を精錬する過程で銅分を取り除いた後の鉱滓」(八幡浜市HP)です。佐島のカラミは座敷雛の飾り付けにも用いられます。

大釜沖を通過し、竜崎(たっさき)を回って真網代港に帰ってきました。

1時間余りの船旅はいかがでしたか。束の間の納涼気分でしたが、良い夏の思い出になりました。和田船長さんはじめクルーの皆さん、山下先生ありがとうございました。まだまだ暑い日が続きそうですが、ガンバッて乗り切りましょう
P.S.
子どもたちが感想文を書いてくれました。ありがとう
真穴小学校3年 A.O. くん
「今日クルージングがありました。はじめてで、よわないかとドキドキしていましたが、すごく天気もよくなんといってもソフトボールのなかまたちといっしょだったのですごく楽しい時間をみんなとすごせました。船のデッキに出て、みんなとしゃべったり写真をとったりしました。大島まで行きました。4つの島がありました。家がたくさんあってびっくりしました。けしきもとてもきれいでした。来年もまたソフトボールのなかまたちといっしょにのりたいです。家族のみんなとものりたいです。今日は、本当に楽しい一日になりました。」
真穴小学校4年 K.I. くん
「八月二十一日にクルージングがありました。ぼくたちは、スポ少のおたのしみ会できました。船の名前は、たいゆう丸です。今年9回目だからもうそんなにしたんだなあと思いました。佐田岬半島が全長やく五十キロメートルの日本で一番細長い半島なのでびっくりしました。クルージングはやく八十分もかかるんだなと思いました。八月二十一日にのったときは、八十分もかかりませんでした。その日は暑かったけど楽しかったのでよかったです。またのってみたいです。」
真穴小学校6年 R.Y. くん
「ぼくは、小さいころにクルージングに参加したことがあります。だから、前と同じ場所に行くのかなと思っていました。でも、今年はきょりがとても長くて川之石まで行けてよかったです。ぼくたちが、知らない島や、島の伝統や行事について教えてもらえたのでよかったです。水しぶきが、すごくちって、とてもすずしくて楽しかったです。フェリーとぶつかりそうになってもぶつからなくて、操じゅう士さんはすごいなと思いました。また来年も乗りたいです。」
- 原文のまま -

八幡浜市午前9時現在、天候は








今回も大島



午前9時に真網代港を出航し、全長約50kmの日本一細長い半島「佐田岬半島」の付け根近くにある女子鼻(西宇和郡伊方町)を目指します


地図上の直線距離では真網代港から約8km、15分ほどで灯台の立つ「女子鼻」の沖合に到着しました。この地には銅の精錬所跡があるそうです。

伊方ウィンドファームの風車です。ここには12基が、半島全体では58基の風車が宇和海、豊後水道、そして伊予灘の潮風を受けながら回っています。この日は北の風ですので、ブレード(羽根)は向こう側の伊予灘の方を向いていました。


右に「黒島」「烏島(からしま)」を見ながら船を東に走らせると、

左側に見えてくるのは佐田岬半島の付け根に位置する八幡浜市保内町です。西に住吉鼻、東に矢野崎を入り口に擁する入り江「川之石港」が見えてきました。



古くは伊達宇和島藩の参勤交代での寄港地として、明治以降は紡績工場や鉱物資源の輸送等で随分と栄えたそうです。
明治11年に愛媛県最初の国立銀行である第二十九国立銀行(現在の伊予銀行)が設立され、明治22年には四国で初めての電灯が宇和紡績(後の旧東洋紡績川之石工場)で灯されたそうです。現在は、レトロな赤レンガが訪れる人々の心に火を灯します。


川之石港を出ると「おさかな牧場」が見えてきました。八幡浜港の北の入り口に位置しています。ちょうど、大分県の臼杵(うすき)港を出て八幡浜港へ向かうオレンジフェリーが沖から近づいてきました。白い船体が眩しいほどに、とても美しい船です。



真穴クルージングは生涯学習推進事業の一環として開催されています。クルージングガイドの山下先生から、地質の特徴や町の歴史や体験談など為になるお話がたくさん聞けて、とっても勉強になりますね





最後の訪問地「佐島」を周遊しました。

ここにもかつては銅の精錬所があり、愛媛県内では新居浜市の別子銅山に次ぐ銅の生産量を誇ったそうです。黒く見えるのはカラミと呼ばれる「銅鉱石を精錬する過程で銅分を取り除いた後の鉱滓」(八幡浜市HP)です。佐島のカラミは座敷雛の飾り付けにも用いられます。


大釜沖を通過し、竜崎(たっさき)を回って真網代港に帰ってきました。

1時間余りの船旅はいかがでしたか。束の間の納涼気分でしたが、良い夏の思い出になりました。和田船長さんはじめクルーの皆さん、山下先生ありがとうございました。まだまだ暑い日が続きそうですが、ガンバッて乗り切りましょう

P.S.
子どもたちが感想文を書いてくれました。ありがとう

真穴小学校3年 A.O. くん
「今日クルージングがありました。はじめてで、よわないかとドキドキしていましたが、すごく天気もよくなんといってもソフトボールのなかまたちといっしょだったのですごく楽しい時間をみんなとすごせました。船のデッキに出て、みんなとしゃべったり写真をとったりしました。大島まで行きました。4つの島がありました。家がたくさんあってびっくりしました。けしきもとてもきれいでした。来年もまたソフトボールのなかまたちといっしょにのりたいです。家族のみんなとものりたいです。今日は、本当に楽しい一日になりました。」
真穴小学校4年 K.I. くん
「八月二十一日にクルージングがありました。ぼくたちは、スポ少のおたのしみ会できました。船の名前は、たいゆう丸です。今年9回目だからもうそんなにしたんだなあと思いました。佐田岬半島が全長やく五十キロメートルの日本で一番細長い半島なのでびっくりしました。クルージングはやく八十分もかかるんだなと思いました。八月二十一日にのったときは、八十分もかかりませんでした。その日は暑かったけど楽しかったのでよかったです。またのってみたいです。」
真穴小学校6年 R.Y. くん
「ぼくは、小さいころにクルージングに参加したことがあります。だから、前と同じ場所に行くのかなと思っていました。でも、今年はきょりがとても長くて川之石まで行けてよかったです。ぼくたちが、知らない島や、島の伝統や行事について教えてもらえたのでよかったです。水しぶきが、すごくちって、とてもすずしくて楽しかったです。フェリーとぶつかりそうになってもぶつからなくて、操じゅう士さんはすごいなと思いました。また来年も乗りたいです。」
- 原文のまま -
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