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    from Ma-ana district,
    Yawatahama City,Ehime Prefecture.

    南予博2016イベント:雛あられづくり体験

     4月17日に、えひめいやしの南予博2016参加イベントの一つ「雛あられづくり体験」が、公民館調理室で行われました

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     『真穴の座敷雛』開催中も販売されて、とっても好評な雛あられ、さっそく桃の会さんによる材料と分量などの説明を受けて、市内から参加していただいた5人の皆さんが実際に雛あられづくりを体験されました。

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     最初にピーナッツをトントン叩いて砕いていきます。雛あられは地元では「ひな豆」「とじ豆」と呼んでいます。文字だけ読むと、どんな豆料理?と思ってしまいますが、このピーナッツが入った雛あられということなんです。市販のあられの入った炒り米にピーナッツを加えて混ぜます。湯せんして柔らかくした水あめも準備のようです。

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     熱した釜に水あめと砂糖、予めすりおろしていたショウガを加え、焦がさないようしゃもじで手早く混ぜていきます。

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     大きく泡だってきたらあられを投入します。

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     水あめを均等に混ぜ込んだら器に移します。

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     水あめが固まらない内に小さく軽く丸めたものをもろぶたに並べていきます。今回参加された皆さんは、穴井に親戚や知人、同級生がおられたりで、会話もドンドン弾みます。手の方も動いて…ますネここで重要なのは手早く丸めることです。水あめが固まりだしたらパラパラと“バラ”が多く出てしまいます。これはこれで優しい食感がして美味しいのですがネ

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     荒熱や余分な湿気を取り除いてから袋詰めにしていきます。今回の雛あられづくり体験では、記念にと座敷雛で販売されているのと同じ袋を使って詰めていただきました。今回は2釜で、皆さんにおみやげもできました

     雛あられは関東、関西で使われる材料や形にも違いがあるそうですが、ここ真穴のようにあられの色が4色の場合は、桃=春、緑=夏、黄=秋、白=冬と四季を表し、1年を通して健やかな成長を願い無事を祈る、という意味があると言われています。

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     最後に、今回の体験を踏まえた上で、改めてレシピとポイントなどを熱心にメモされていました。家庭の大鍋で作るのとは少し感覚が違ったと思いますが、家庭でもうまく作れると良いですネ。ご参加ありがとうございました

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     雛あられづくり体験の後、想い出の里ひまわりで開催中の座敷雛資料展にも足を運んでいただきました。案内役の座敷雛研究会会長さんの同級生の方もおられたり、親戚の座敷雛の古い写真や、古民具を懐かしんだり、宇和海の絶景を眺めながらコーヒーを召し上がったりと、資料展も満喫していただいたようです


    追記
    スライドショーにしてみました

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