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    Yawatahama City,Ehime Prefecture.

    新1年生親子お茶教室 2016

     2月24日、公民館和室で恒例の親子お茶教室が開催されました

     このの1年生となる親子を対象に、日本の伝統文化“茶道”を通して礼儀作法や行儀作法などを学ぶ教室です。

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     真穴小学校の新1年生を迎えるのは、大釜1人、真網代2人、小網代2人、穴井2人の計7人の子どもたちです。今年も宇都宮琴美先生に講師をお願いしました。これまでの、お菓子の頂き方やお茶の入れ方・飲み方などの作法に加え、今回はお菓子やお茶の運び方・出し方などの所作も学びました。

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     最初は子から親へ、そして親から子へ、最後は親子で、とお菓子を運んだりお茶を点てたりしながら作法を学びます。普段は目にしない濃い緑色のお茶や、初めて持つお茶碗の重たさと熱さに戸惑いながらも真剣に取り組んでいました。茶道は「おもてなしの心」とも言われています。短い時間でしたが、気配りやもてなしといった美しい日本人の心の一端に触れることができ、とても有意義な体験となったんではないでしょうか。

     余談ですが、お茶を飲む習慣は平安時代に遣唐使によってもたらされました。当時中国のお茶は現代の烏龍茶に似ただんご状の微発酵茶だったそうで、そこから「茶色」という呼び名が生まれたそうです。なるほど、緑茶や抹茶からは想像もできない色でしたので納得です。春に、滅多に人前に姿を現さない茶色いウグイスを、人慣れした緑色のメジロと見間違えて、緑っぽい方を「ウグイス色」と決めてしまったという話と似て…はいませんネ、失礼いたしました

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     記念撮影の前に松浦有毅館長から「真穴かるた」の贈呈がありました。真穴の自然や歴史・文化がてんこ盛りです。郷土かるたで遊びながら一つ一つふれあってもらえたらなぁ、と思います

     最後にまた余談ですが、真穴かるたが誕生したのが平成22年2月の早生まれですから、今回集まった子どもたちとは“同級生”になります。ヨロシクね
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