八幡浜市の花　スイセン

　八幡浜市の花 “ スイセン ” が咲き始めました　

　水仙という名は、
　「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来するそうで、水辺で咲く姿を仙人に例えたのだとか。



　写真は日本水仙（ニホンズイセン）、別名を雪中花。身近に群生していますので日本古来の植物と思われがちですが、原産地は地中海沿岸です。シルクロードを経て平安時代末期までには日本に入っていた、と言われています。

　ヒガンバナ科のポピュラーな球根植物ですが、花の構造は少し変わっています。
　中央に黄色い筒状の「副花冠（ふくかかん）」を持ち、白い花弁のように見えるものは内側３枚が内花被片（ないかひへん）と呼ばれる本来の「花弁」で、外側３枚は外花被片（がいかひへん）と呼ばれ「ガク」が花弁のように変化したものです。形状が少しだけ違っているのがわかります。

　辺りに甘い香りを漂わせていますが、全草に毒があります。ニラと間違えて食中毒を起こすケースがありますが、葉を揉むとニラには独特の強い香りがありますので簡単に違いが分かります。

　記事の更新をしばらくの間お休みさせて頂いております。せっかくご訪問頂いたのに大変申し訳ございません。スイセンだけに水に流して頂ければ…

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